八日目の蝉 実話・原作・ドラマ・映画であらすじの違いは?(予告動画・感想他)


永作博美が井上真央を誘拐する映画『八日目の蝉』が恐い!

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不倫相手の子供を数年に渡り誘拐するという強烈なストーリーの『八日目の蝉』

2010年に放送されたドラマ版では希和子を檀れいさんが、恵理菜(薫)を北乃きいさんが演じています。

一方、2011年に公開された映画版では誘拐犯の希和子を永作博美さんが、攫われる恵理菜(薫)を井上真央さんが演じています。

予告編はこんな感じ。

 
そしてこの『八日目の蝉』、原作があります。角田光代さんが作者で、2007年に発表された小説なんですね。

母性を題材にした切ない描写が話題となり第2回中央公論文芸賞を受賞しています。

そしてそして、この作品、実話を基にしたフィクションだというんですね。

今回は、実話・原作・ドラマ・映画で違いはあるのかな?ということについて述べてみたいと思います。

 

映画版:原作との違いは?

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◯中村とみ子がゴミ屋敷の住人の設定(原作では立ち退きを迫られた住人ではあるがゴミ屋敷ではない)。
エンジェルホームでの騒動時に報道カメラに希和子が収まってしまったため、丈博に居場所がバレてしまうエピソードを追加。なお、原作での或る祭りの際に撮られた写真が佳作として新聞に載ったためという設定はそれはそれで残っている。

◯ドラマオリジナルで篠原文治が登場する(原作の役所職員・大木戸一に該当)。

◯小豆島で久美と再会する(原作では再会できないまま希和子が逮捕される)。

◯仁川康枝が小田原に住んでいる(原作では本八幡)。

◯真理菜が登場しない(原作では真理菜と対面するのは、恵理菜(薫)が元の家族に戻った時)。

 

ドラマ版:原作との違いは?

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◯恵理菜と千草が再訪した時点のエンジェルホームは運営されているが、映画では廃虚化。

◯原作では恵理菜と千草が小豆島に渡った直後で終わるが、映画では実際に島を巡り過去を辿る。

◯誘拐現場 – 日野市内のアパート → 平塚市内の一軒家

◯逮捕現場 – 草壁港(高松ゆきフェリーのりば) → 福田港(姫路ゆきフェリーのりば)

 

実話と原作の違いは?

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この『八日目の蝉』は1993年に東京都日野市で起きたNEC勤務のOLによる事件がベースになっていると言われています。内容が酷似しているからです。

実話と原作で決定的に違うのは、原作では女性が不倫相手の子供を誘拐するのに対して、実話では命を奪ってしまうことです。実話では、相手男性の妻への恨みから、子供をなくす悲しみを味あわせてやる、という感情が動機になっていたようです。

この事件で、逮捕された女性は無期懲役が確定し、現在服役中とのことです。

なお、同じ点は相手男性が女性を弄ぶひどい人物であった、ということですね。。

 

映画版『八日目の蝉』を観た感想

永作博美さんと井上真央さんという、演技派、かつ美人な女優さんが出ているのでストーリーの切なさと相反した華やかさはありましたねえ。

不倫相手の子供を誘拐する永作博美さんは突発的なようで覚悟を決めた行動を起こしているという印象です。坂本九の歌を歌うところなんかは涙腺崩壊ですよ、これ。。

でも、4年間は幸せな時間を送れたことには違いないでしょう。

ただ、明らかにやってはいけないことをやっているわけで、そこは同情できないですよね。そこは美化していない映像になっていますし。

森口瑤子さん演じる恵津子も、嫌な奴っぽいけどそもそも、ものすごい被害者でかわいそうなはずですよね。

ひどい事件、実話があったからこそ、この名作が生まれたわけですよね。

うむむ、、複雑な心境です。


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2016-02-26 | Posted in 未分類No Comments » 

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